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美容分野のクリニックの内装について~ほかの分野のクリニックとの違いを解説

””美容クリニック"

    目次

 
クリニックを開業する場合、内装は非常に重要な要素となりえます。内装がきれいではなかったり、圧迫感があったり、メインユーザーとかい離があったりした場合、患者様の足が遠のいてしまうことが予想されるからです。

クリニックの内装にはいくつかのチェックポイントがありますが、ここではそのチェックポイントの概要と、「美容分野のクリニックを開業する場合の内装の考え方」について解説していきます。

クリニックの内装を考えるうえで重要な要素とは

クリニックの内装

クリニックの内装を考えるときに見るべきポイントは、いくつかあります。

まず一つ目が、「法律を遵守できているかどうか」というものです。
クリニックは、医療法や消防法、建築基準法やバリアフリー法の縛りを受けます。クリニックを開業するうえでは、これらの法律を守らなければなりません。たとえば医療法では「診察室の面積の標準は9,9㎡以上」と定められていますし、消防法では「消化器は150㎡以上の場合は設置が必要」などのように決められています。またバリアフリー法では、トイレなどについての記載があります。

またクリニックは多くの健康トラブルを抱えた人が訪れる場所であるため、抗菌や抗ウイルス、感染症の防止を考えたつくりにする必要があります。
壁のクロスに抗菌・抗ウイルスのものを使用するなどの工夫が必要です。
さらに患者様を迅速に診ることができるように、スタッフの動線を意識した作りにする必要もあります。

加えて重要になってくるのが、「ターゲット層に合わせた内装」です。
たとえば小児科ならば小さいお子さんが遊べるようなキッズスペースを設けたり、暖かみのある素材・色を使うことが求められます。
デリケートな問題を扱うことになる泌尿器科の場合は、あえて看板を控えめにしたり、患者様同士で接触する機会が少なくなるような内装作りを意識した方がよいでしょう。

次の項目からは、特にこの3つめの「ターゲット層に合わせた内装」について取り上げていきます。また今回は、「美容分野のクリニックではどのような内装にしたらよいのか」について解説していきます。

ほかのクリニックにはない要素も求められるのが美容分野のクリニック

美容分野のクリニック

美容外科や美容内科を扱うクリニック(以下では「美容分野のクリニック」の表記に統一する)でも、法律を遵守することや抗菌・抗ウイルス対策をすること、またスタッフの動線を考えた内装にしなければならないという点では、ほかのクリニックと同じです。

しかしほかの科のクリニックには必要のない要素も求められるのが、美容分野のクリニックです。

その「ほかの科のクリニックには必要のない要素」とは、「美しさ」です。

美容分野のクリニックに足を運ぶ患者様は、「病気の治療」に来ている患者様ではありません。
ごく一部の例外を除き、美容分野のクリニックにやってくる患者様というのは、「現在健康上の問題を抱えているわけではないが、より美しくなるために治療を受けたい」「自分のコンプレックスを解消するために、医学の力を借りたい」「いつまでも若々しい姿を保つために、医療を利用したい」といった目的を持っています。

このような人の多くは美意識が非常に高く、また美に対して高い関心を持っています。
そんな人たちは当然、センスの良くないクリニックや、清潔感のないクリニックを敬遠する傾向にあります。また、美しくなるための特別な処置を受けに来る患者様たちの多くは、ラグジュアリーでセレブリティな空間を好みます。

美容分野のクリニックの場合、清潔感のある内装にすることは大前提として、そのうえでこのような気持ちに寄り添えるハイセンスなクリニックであることが求められます。そのクリニックのこだわりを感じられる内装であると同時に、患者様にとって好ましいと思われる内装を模索していく必要があります。

カウンセリングルームや、化粧ブース・更衣室スペースにも目を向けたい

カウンセリングルームや、化粧ブース・更衣室スペース

すでに述べた通り、美容分野のクリニックはほかのクリニックとは一線を画します。そしてこの「違い」は、クリニック内の設備や空間の取り方にも関わってきます。

まず美容分野のクリニックの場合、ほかのクリニックに輪をかけて、「プライバシー性を重んじるという姿勢」が重要になってきます。
患者様お一人おひとりで悩みは異なるうえ、デリケートな分野であるため、患者様同士が待合室で至近距離で待たなければならないような内装は美容分野のクリニックには向いていません。可能ならば個室にするとよりよいでしょう。

また、手術室はもちろん、カウンセリングルームも個室にしておくのが望ましいといえます。

トイレスペースにも目を向けましょう。
トイレスペースのなかに化粧ブースを作る場合は、化粧ブースに十分な面積を割きましょう。場合によっては椅子やメイク道具などを設置することも考えるべきです。また、トイレとは別のところに、パウダールームを設けるのもひとつの方法です。この場合は、しきりを作るなどして、隣の人との間に適度な距離感を出せるようにしておくとより喜ばれます。

美容整形などは、「術後どれくらい経ったら化粧ができるか」という質問がよく医療機関に寄せられています。これは美容整形のプランの内容によって異なりますが、「早く顔を確認したい」「目の状態をみてもらうためにノーメイクで来たが、帰りはしっかり化粧していきたい」という人は非常に多いものです。そのような人の気持ちに添えるように、化粧室をきちんと作りこむ必要があります。
また脂肪吸引などを扱う美容分野のクリニックの場合は、着替えのための更衣室も設けるとよいでしょう。

どんなスタイルがある? 美容分野のクリニックのスタイルについて

美容分野のクリニックのスタイル

美容分野のクリニックに求められる内装のポイントについて話し終えたところで、最後に、「それでは、現在すでにある美容分野のクリニックはどんな内装をしているのか」について解説していきます。

一般的なクリニックは清潔さを全面に押し出しますが、美容分野のクリニックの場合は先生方お一人おひとりの好みを反映させやすいといえます。

・モダンスタイル
黒と白などのモノトーンでまとめるスタイルです。クリニックには通常黒色は積極的には用いられませんが、美容分野のクリニック(やAGAクリニックなど)ではよく選ばれます。
落ち着いた大人の雰囲気を出したいときに有用なスタイルです。

・高級ホテルのようなスタイル
機能的で都会的な受付と、座り心地の良いイス、観葉植物などを組み合わせて作る高級ホテルのようなスタイルも、美容分野のクリニックと相性の良い内装です。
このスタイルは、個別のクリニックはもちろん、クリニックビルでの開業とも相性のよいものです。

・リゾートスタイル
ハワイやバリなどのリゾート地をイメージした内装は、美容分野のクリニックならではの選択肢です。明るい雰囲気にするために、緑鮮やかな植物や、人目をひく華やかな色(赤色など)の花などを配置すると、リゾートスタイルを作りやすくなります。

美容分野のクリニックの内装は、千差万別です。一般的なクリニックに比べて自由度が高いのも魅力で、先生お一人おひとりのこだわりや、客層に合わせた内装作りがしやすいものでもあります。
フルサポクリニックでは診療内容やターゲットにあわせた内装・設計のご提案を実施しています。美容分野のクリニックの内装をお考えの方はフルサポクリニックへご相談ください。

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この記事の著者

フルサポクリニック

フルサポクリニック編集部

関西エリアでのクリニック実績多数!
医療、介護施設の設計施工を得意とする「FULLsupport」が運営。
当サイトではクリニックにまつわる設計や内装工事にまつわる記事を随時更新中

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