しみず骨粗鬆症・整形外科クリニック様 施工詳細
目次
導線をまっすぐに無駄のない機能的なレイアウト設計で、レントゲン室にちょっとした遊び心のある壁紙の配置。しみず骨粗鬆症・整形外科クリニック様の内装仕上げを本記事でご紹介します。
▼ 引き立った印象の受付カウンター
しみず整形外科クリニック様のテナントは長方形で入口から奥に広がっていく形状になっており、診察室・レントゲン室・処置室・リハビリスペースを優先させていくと受付スペースを最小限にする選択となりました。
受付カウンターもシンプルな形状ですが、背面に間接照明とガラスで作り引き立った印象です。また、間接照明で見る空間は奥行に立体感が出て、患者さん側へ光の広がりが優しい雰囲気になります。
▼ 待合室からの導線
待合室から診察室・レントゲン室・リハビリスペースなど無駄のないまっすぐの導線です。圧迫感がでないよう壁や天井の壁紙は白とし、床もホワイトの木目を使用しています。
施工の画像は照明が電球色のため茶色っぽく見えますが、実物はもっとホワイトです。
・床材:サンゲツ WD-725 ピクルドエルム フロアタイル
▼ レントゲン室の天井クロスの貼り分け
レントゲン室の天井は2種類の壁紙を貼り分けています。レントゲン室は患者さんが長時間過ごすことのない閉じられた空間ですので遊び心があっても良い空間です。
天井照明の沿ってクロスでラインを入れるようにするだけで印象が違います。
・サンゲツ:SP-2144 石目
・サンゲツ:FE-121 レンガ・コンクリート・レザー・木目
▼ 窓からの明かりが気持ちいい診察室
診察室1.2共に窓ガラスに接した位置に配置しており日中は外の光が気持ちのよいスペースになっています。受付スペースの裏側をバックヤードに診察室が繋がったおり導線としても機能的です。
床材も待合スペースの木目から石目へ張り替えて空間を分けています。診察室の床材は高機能単層シートと呼ばれる素材を使っており、汚れに強い素材となっています。
・サンゲツ PG1506
▼ リハビリスペース
壁面全面窓ガラスで空気の入れ替えが簡単で明るい、とても気持ちのよいリハビリスペースです。
床材も木目でやさしい色合いになっています。
・サンゲツ:WD-764
▼ まとめ
しみず骨粗鬆症・整形外科クリニック様をご紹介しました。長方形という形状はレイアウトでお悩みになる方も多く、今回のケースでは綺麗な導線が取れています。
ガラス面も上手に活用でき、患者さん、スタッフさんが気持ちよく過ごせるレイアウト設計の良い事例だと感じています。
フルサポクリニックでは、患者さんが入りやすい外観デザインと視認性の高い看板計画をご提案しております。
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■ クリニック概要
名称 しみず骨粗鬆症・整形外科クリニック
所在地 京都市中京区阪東屋町667-1 プラスパー河野ビル2階
電話番号 075-748-7650
ウェブサイト:https://www.shimizuseikei.jp/
この記事の著者
フルサポクリニック編集部
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