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クリニックのIT化で得られる効果。iPadを導入したらできること

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クリニックをiPadを導入する

患者満足度調査では「医師や病院とのコミュニケーションへの不満」が思いのほか多いことをご存知でしょうか。

これを解決するにはコミュニケーションだけでなく「患者説明・業務効率化・患者情報共有・予約管理・ホスピタリティ」といった視点から多面的にアプローチして解決していく必要はがあります。

今回はiPadを使った改善の方法をまとめてご紹介したいと思います。

▼ 患者さんとのコミュニケーションを丁寧かつ踏み込んだものにする

iPadを使うクリニックでは、初診の際に受付で患者さんにiPadをお渡しし、主訴や既往歴などを入力してもらう問診システムを導入することで、その内容をすべて電子カルテに自動で転送されるようにしています。

これでスムーズに診療に入ることができ、他院で行う同じ時間でも丁寧かつ踏み込んだコミュニケーションを取ることができます。

初診時でない場合でも診療前には、これから行う検査の内容などの動画を見てもらうことで予備知識を身に着けたうえで検査に臨むため、進行がスムーズになり、診療後は病気の解説や生活上の注意点などの説明動画を見てもらいます。

これらの流れが診察時の説明の理解度が深まり、患者さんからすれば満足度の高さとなります。

外来の患者さんが多いクリニックほど患者さんとのコミュニケーションの質を大切にしなければ「雑な診察」と思われてしまいます。このような場面でのツールとしてiPadは有効です。

▼ 皮膚科や歯科など画像を使って説明する場合の理解度が向上する

iPadに疾患の説明や治療法、薬の飲み方などを画像や動画を使った説明ツールを入れて画面を見せながら説明すると、紙媒体を渡してもほとんど読まない患者さんでも動画や説明画像を見ながら話すことで興味を持ってもらえます。

パワーポイントのスライドを使って説明を行うクリニックでもiPadのほうが患者さんの興味を引きやすく、理解や納得を得られやすくなります。

これはきちんとしたデータはないのですが、タブレットという操作性から距離が近くなるのではと考えます。

美容を目的とした歯科治療や皮膚科の領域では治療前と治療後の変化を視覚的に感じ取ってもらうほうがイメージが湧きやすく満足度へつながります。

パソコンモニターを使った従来の方法と大きく違う点は処置室で横になっている患者さんの前に画面を持って説明できることで、画像を撮影して特定の場所を拡大しながら見せることがタブレットの強みで効果的な説明方法です。

▼ 訪問診療での情報共有や担当医の事務作業の効率化

在宅医療を行う担当医はすべての診療を終え帰ってから電気カルテの反映など事務作業を行います。これは担当医にとって負担の大きなものです。

この入力作業を訪問先でiPadから直接電子カルテに診療記録を書き込めることで、入力作業は現場で完結し事務作業の負担を軽減することができます。

クラウド型電子カルテは訪問先で入力された内容が随時反映されるため、他のスタッフと検討したい問題でも情報の共有が速く対応もしやすくなります。

ノートパソコンではコンパクトカメラが別の機能として必要でしたが、iPadのカメラ機能で撮影した画像を添付することができ、1台で完結することも利点です。

処方箋や診療情報提供書などの書類についてもネットを通じてiPadから送信できることも業務効率化へつながる要因になっています。

カルテやX線画像を一元管理するシステムを導入しておけば、予約状況をカレンダー機能とリンクさせることで診療履歴や検査画像に簡単にアクセスできるようになり、患者情報の共有と業務効率化を同時に行うことhができます。

カレンダーを見れば、どの医師が担当し、申し送りなどに記載されている注意点も共有しやすいため効率的です。

▼ リピートや口コミを増加させるiPadの使い方

来院患者さんに次回予約をとってもらう際にもiPadは活躍します。待合室や診察室で患者さんに予約スケジュールが表示されたiPadを提示し、患者さんに直接選んでもらうことができます。

ホームページから予約することもできますが、スタッフが出向いて予約を確認するという姿が患者さんにはVIP感を感じさせます。この姿勢は会計時にも同様で、スタッフがカード決済にカードリーダーとiPadを持って待合室でいる患者さんもとに行き、そこで精算できます。

予約受付や会計など些細なことでも細やかな配慮は患者さんの共感を呼びリピート率、口コミの増加につながります。

▼ まとめ

iPadを導入する目的は、あくまでも「クリニックの収益を増やすこと」です。これらのツールを患者満足や業務効率という目的に考えてしまうこともありますが、それらは手段であって目的ではありません。

患者さんとのコミュニケーションの質を落とさず(むしろ良くなり)一人当たりの時間を短縮できた結果、1日あたりに診る患者さんが増えれば増収します。

ツールを導入することで効果がどの程度出るのかを図りながら検討してみてはいかがでしょうか。

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