医院・クリニックの内装設計、看板工事

クリニック医院・歯科の
開業ブログ。

開業に悩めるお医者さんに読んでほしい!

クリニックに導入する医療機器はどれにする?判断要因と購入先

クリニックの医療機器

クリニックの開業に、最も費用が大きいものが医療機器です。

開業する診療科目に必要な、医療機器の全てを導入することは不可能で何が本当に必要なのかを判断する必要があります。

また、同じような機能をもった医療機器でもメーカーはたくさんあり、性能や価格に違いがあります。

今回は、購入する医療機器を決める判断と購入先の基準をまとめました。

購入する医療機器を判断する要因

1.必要性
必ず必要な医療機器なのかを判断するには、候補になっている医療機器に優先順位をつけると考えやすくなります。

A:絶対に必要  B:入れた方が良い  C:どちらでもよい

3つ程度にカテゴリを作って振り分けてみて、患者のニーズや開業予算に照らして考えてみましょう。

2.専門性
医師の専門性を活かした開業をするのであれば、その専門性を伸ばす医療機器を導入したほうが良いでしょう。

近くのクリニックにはない治療や検査ができることは、大きな差別化に繋がります。

3.地域性
専門性と関連しますが、開業する地域にない治療や検査は患者さんにとっては大きなニーズになります。

他ではできないことは、評判になりやすく口コミ発生の要因です。

4.採算性
他になり、または専門性の高い医療機器を導入することによってどの程度のアドバンテージを得ることができるかは①から③で判断することですが、あまりに採算性の悪い医療機器の導入は経営を圧迫します。

どのくらいの期間で投資額を回収できるかは、ある程度シュミレーションが必要です。

医療機器の購入先

1.メーカーから購入する
医療機器の販売は代理店を経由すること一般的です。

メーカーから直接購入する場合、代理店を守るため基本的に値引きはしないことが原則ですが、交渉がうまくいけば大幅な値引きが可能な場合もあるようです。

2.代理店からの購入する
医療機器を購入する際のスタンダードなパターンです。

3.中古取扱の会社から購入する
中古の医療機器を取り扱うには、メーカーの許可が必要になります。許可のない医療機器を購入すると保証が一切受けられないので注意が必要です。

医療機器を導入する際には、メーカーのショールームに行き実際に見て説明を受けることも大切です。

検討している医療機器を導入している友人や知人に、話を聞くことも重要な情報です。

まとめ

医療機器は大きな投資です。導入する際にはできるだけ安く購入したいものです。

必ず複数の見積りをとったり、導入する医療機器を一式でお願いする代わりに、全体で値引きをしてもらうなどの交渉を行いましょう。

この記事の著者

フルサポクリニック

フルサポクリニック編集部

関西エリアでのクリニック実績多数!
医療、介護施設の設計施工を得意とする「FULLsupport」が運営。
当サイトではクリニックにまつわる設計や内装工事にまつわる記事を随時更新中

関連する記事

カテゴリ

最新記事

バックナンバー

ページの先頭へ戻る