歯科医院の軽天工事とエアー配管・バキューム配管の工事中
*この記事は2019年2月20日にリライトしました。
先日着工した、大阪市西区の歯科クリニックの内装工事が順調に進んでいます。スケルトン物件からの工事は「軽天工事と配管工事」から工程がはじまります。
軽天工事は、「LGS/PB工事」という名称で記載される工事項目で、壁や天井の下地を作る骨組みをつくる工程です。
店舗の奥から見た天井の様子です。
軽天材は0.5mmの薄くて軽い材質で、湿気に強く、加工性に優れていることがメリットです。木材ではないので、シロアリなどの害虫のも強いということもメリットです。
エアー配管とバキューム配管は医療機器のために必要な設備配管です。
配管の設置までを行い、機器へのつなぎこみはメーカーが行います。細い方はエアー配管で、太い方がバキューム配管です。
設計を進めるにあたり医療機器メーカーに必要な配管・仕様を図面を書いてもらうことが一般的です。
歯科医院は診察台ごとに設備配管がたくさんあります。設計の段階でしっかり準備するように行うようにしています。
▼ 歯科クリニック様の施工事例
配管が入る診察室への導線はゆったりとしたスロープで作り、外から入る際の段差がないよう作られています。
ナチュラルな色合いに黄色のチェアがかわいいですね。
白を基調とした清潔感のある歯科医院様です。
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この記事の著者
フルサポクリニック編集部
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