医師を支える医療機器業者が新規参入する際に役立つまとめ
近畿経済産業局が医療機器事業に新規参入した業者の実態調査をまとめて、ホームページで公開しました。
医師や医療業界を支える黒子達は、こうやって活動してますよというデータやヒアリングです。
日本国内の医療機器市場は2兆円規模で拡大していて、今後も新規で参入する企業は増えていくとみています。
厳選した5社の聞き取り調査
製品の市場独占率が国内首位であることなどを条件に選びだされた、全国5社からヒアリングを行うと共通した行動が見られた。
・人脈づくり
・需要予測
・良い発注者や注文条件の選択
・自社で担うのが難しい分野では、外部の専門家を活用これら4つの特徴がみられた。
報告書の中では、これら解説が詳しくまとめられています。
まとめられた資料の中では、共感するところ多くがありました。フルサポクリニックはメーカーのように開発するという行動がなく、クリニックを開業する上で必ず必要なハードを作ることを仕事としています。
日本のものづくり企業が有する技術をもってすれば、医療機器開発自体は決して難しいことではないが、それが必ずしも市場ニーズに合致した“売れる”医療機器であるとは言い切れない。
医療機器のユーザーの多くは医師である。従って、医師のニーズをいかに掴むかが重要となる。
施工会社が工事を行うことは難しいことではありません。
医療機器メーカーの参入障壁と同じように、医師や看護師、患者さんにとって最適化された導線をどのように設計するか。
患者さんにとって、良いデザインを考えるということも重要になると思います。
さいごに
フルサポクリニックは、医療機器メーカーさんやコンサルさんとの繋がりがなく、紹介とホームページからご依頼されることがほとんどです。
ご依頼いただいた医師からの生の声を頼りに、医師のニーズを掘り下げ、期待に応えることがフルサポクリニックの生命線だと感じています。
この記事の著者
フルサポクリニック編集部
医療、介護施設の設計施工を得意とする「FULLsupport」が運営。
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