クリニックの差別化は内装で決まる。プロが教える内装3つのヒント
内装を変えるor工夫すれば、手っ取り早くアナタのクリニックを他のクリニックを差別化することが出来ます!
人間は視覚から得た情報に弱い。
クリニックで働く方なら、ご存知のことかと思われます。人間も動物である以上、五感からの影響を大きく受けます。
その視覚からの影響を“内装”という手段で、コントロールすることができればクリニックの良いイメージを患者様に抱いて頂くことが出来ます。
そして、それは差別化が難しいクリニック業界にとっての1番の差別化ポイントです。
関西・大阪で評判のフルサポクリニックが、なぜ内装がクリニックの差別化につながるのか、その理由をプロ目線で解説させて頂きます。
クリニックの内装が、なぜ他クリニックとの差別化につながるのか?
クリニックに訪れる患者様が持つ、医療知識はテレビや本などで聞きかじった程度であり、ほとんどの患者様は「医療の質」ではなく「家から近いから」「新しく出来たから」「なんとなく」と医療技術以外のところでクリニックを選んでいます!
実際に住友生命グループが行った『病院選び・医者選びにする調査』のデータでは病院を選ぶ際に参考にする情報は「病院のホームページ」がイチバン多いそうです。
病院の顔とも言うべきWEBページ作りが必要なのは言わずもがなですが、病院のWEBページに掲載される病院の情報――特に内装は患者様が必ずチェックしています。
言ってしまえば、クリニックに訪れようとしている患者様は、各クリニックのWEBページに掲載されている「病院の情報」と「内装写真」などを他の病院と見比べ、その中から自分にふさわしい病院を患者様は選んでいるのです。
クリニックの内装写真が、もしボロボロだったら……
それでは、もしWEBページに掲載されているクリニックの内装写真がボロボロだったり、他クリニックと比べて、代わり映えのないものだった場合、見込み患者――アナタのクリニックに来院しようとしている患者様はどのように感じるでしょうか?
当たり前ですが、ほぼ同じ設備・ほぼ同じ立地・ほぼ同じ医療技術であれば、見た目や内装がキレイで新しい方を患者様は選びます。
アナタが普段、何気なく選んでいるお店選びと同じように、患者様も病院を「なんとなく」で選んでいるのです。
仮にコレが飲食店なら「味の差」で、他店との差別化を図ることが出来ますが、病院の差は医師が思っているほどは、見込み患者からは意識されません。
そう、患者様は病院をアナタの飲食店選びと同じように「なんとなく」で選んでいる。
特に関西・大阪エリアは同業他社が多く、クリニックの設備だけでは決定的な差をつけることは難しい……。
しかし、内装であれば適切な費用をかけることで、手っ取り早く他クリニックとの差別化を図ることが出来るのです!
クリニックを差別化し見込み患者様を引き付ける内装の3つのヒント
- ターゲットとなる患者様は?
- 自分と自分のクリニックのイメージは?
- 待合室に患者様を待たせる時間はどれくらいになる?
クリニックを差別化し、見込み患者様を引き付けるためには、適切な費用をかけて内装のパワーを最大限活用すべきです。
(フルサポ的にはクリニックの内装費用は高ければ良いというものではありません!)
ただし、内装のパワーを最大限活用するためには、アナタ自身が自分の病院について、しっかりと理解しておく必要があります。
1.ターゲットとなる患者様は?
- 年収
- 性別
- 年齢
- ライフスタイル
- 医療に対する知識
アナタのクリニックに来て欲しい患者様は、一体ダレでしょうか?
具体的に年収や性別、年齢と言った細かなところまで考えて見てください。
すると、自ずと必要となる内装が導き出されます!
例えば若い女性が多く来る病院にしたいのであれば、内装は清潔感も大事ですが、内装も若い女性が好むようなデザインにしなければなりません。
また逆に中年男性をターゲットとする場合は、おしゃれな内装よりも過ごしやすさや、座りやすさやクリニック内の快適性などに力を入れる必要があります。
このようにターゲットとなる見込み患者が変われば、内装も大きく変わる。
適当な業者に内装を依頼して「失敗した!」と後悔しないためにも、自分でもしっかり内装の”肝”となるターゲットとなる患者様のことを理解しておきましょう。
ターゲティングさえしっかりしていれば、差別化のための内装施工は半分以上は終ったも同然です。
2.自分と自分のクリニックのイメージは?
内装による視覚的な印象によって、クリニックのイメージも決まりますが、アナタのイメージも内装によって大きく左右されます。
極論ですが、ボロボロで暗いクリニックは他の患者様から「アソコのクリニック潰れそう」「クリニックの先生も、なんだか暗いし……」とあらぬ噂をたてられてしまいます。
ココが内装の怖いところ。
「たかが内装」と必要な費用をケチってしまうと、結果的にクリニックのイメージダウンにつながってしまい、クリニック経営を圧迫してしまうことがあるのです。
しかし、逆に言えば「こういうクリニックにしたい!」という確固たるイメージがあり、自分のキャラクターも意識して上で、①も含めて内装を決めるのであれば、内装によるイメージ戦略はアナタのクリニックに対し、大きくプラスに働きます。
アナタとアナタのクリニックは、どんなイメージですか?
まず1人で決める前に、関西・大阪で数多くのクリニックの内装を手がけて来たフルサポクリニックに相談してみませんか?
3.待合室に患者様を待たせる時間はどれくらいになる?
内装は施工方法次第で、快適性を良くすることも出来ますが、あえて快適性を悪くして回転率を上げることも出来ます。
飲食店の内装などでも用いられるこのテクニックですが、待合室の施工にも実は応用が出来るのです。
アナタのクリニックのキャパシティはどれくらいで、患者様をどれくらい待たせることになるのか?
患者様一人ひとりとしっかり向き合うのであれば、自ずと待合室で過ごす時間は、どうしても長くなってしまいます。
ただ経営者目線で考えると、一人ひとりと向き合いつつも、待合室にいる患者様の不満も解消させる必要があることに気づかれることでしょう。
そんな時、内装の力で居心地の良い待合室を作ってしまえば、待合室での“あの待ち時間”を短く感じさせることが出来るのです。
逆に待ち時間よりも、患者様の回転率が良い方が助かる、という場合は待合室の快適性をあえて下げたり、患者様が迷わないように病院の順路をわかりやすくしたり。
クリニックで働くスタッフが動きやすい動線を意識した内装にすることによって、業務スピードすらアップさせることが出来ます。
クリニックの差別化に悩んでいるならフルサポクリニックにお問い合わせください!
クリニックの差別化が、なぜ重要なのか。
そして、差別化のために必要なヒントを参考にすることで、経営面でもクリニックのイメージ面でも、アナタが理想とするクリニックが見えてくるハズ。
なお、イメージを形にする内装施工は、それなりの費用がかかってしまいますが、長い目で考えると差別化のための施工費用は、適切な費用であれば、損にはなりません。
もし、アナタが関西・大阪にお住まいで自分のクリニックの差別化に悩んでいるのなら、適正費用でアナタのクリニックの内装を施工するフルサポクリニックにお問い合わせください!
この記事の著者
フルサポクリニック編集部
医療、介護施設の設計施工を得意とする「FULLsupport」が運営。
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