医院・クリニックの内装設計、看板工事

クリニック医院・歯科の
開業ブログ。

開業に悩めるお医者さんに読んでほしい!

美容クリニックの内装で、必ず押さえたい5つのポイントを解説!

美容クリニックの内装で、必ず押さえたい5つのポイントを解説!

美容クリニックは、美容医療を専門に扱うクリニックです。他の診療科目と比べ、お客様の年齢層が若い、ほとんどの治療が自費診療、来院目的が病気の治療ではなく美の追求という特徴があります。

そのため、医療を提供する側面よりサービス業の側面が強くなり、お客様に満足いただくためには、より一層の配慮が必要です。

これから美容クリニックを開業する、すでに開業しており美容クリニックの改装を考えているという先生方の中には、

「具体的にどう内装設計すればいい?」
「美容クリニックならではの内装の注意点はある?」

と疑問に感じている方も多いかと思います。

そこで今回は、そんな先生方に向け、美容クリニックで必ず押さえたい内装のポイント5選をご紹介します。

    目次

 

美容クリニックの内装ポイント5選

1.内装のデザイン・配色

まず、クリニックの印象を左右する内装のデザインと配色についてです。

昔は美容整形=高額な治療であり、一部の限られた人しか来院していませんでした。しかし、昨今では美容整形が身近なものとなり、幅広い方々が来院するようになっています。

多くの方々に受け入れてもらえる美容クリニックにするためには、華美な内装よりも、多くの女性が好むおしゃれで安心感のある空間を作ることが望ましいです。

その理由として、華美な内装は高級感を演出でき魅力的ですが、美容クリニックに初めて来院される方にとっては非日常感が強く、敷居が高いと感じやすいためです。

内装のデザインとしておすすめなのは、カフェ系、ナチュラル系のデザインです。こういったデザインは、日常的に見慣れた光景であり、お客様も気楽に来院することができます。

配色については、以下の色がおすすめです。
・白
・青
・緑
・黄色
・グレー
・ピンク

原色よりパステル寄りの色味にすると、目にも優しく、居心地の良い空間を演出しやすくなります。

 

2.装飾とインテリア

美容クリニックの装飾は、清潔感を維持できるかという視点がとても重要です。

美容クリニックでは、他の診療科目と比べ来院するお客様の美意識が高いため、より清潔感が求められます。

きらびやかで凝ったデザインの装飾は高級感・おしゃれさを演出できますが、その反面掃除が行き届きにくくなるため、なるべくシンプルな装飾にすることが望ましいです。

また、クリニック内のインテリアについては観葉植物を設置する、くつろぎやすいソファーや椅子を用意しておくことで、おしゃれで落ち着ける空間になります。

イメージとしては、カフェのような雰囲気を目指すと女性が好む理想的なクリニックに仕上がりやすいです。

 

3.パウダールーム

美容クリニックにおいて、パウダールームは必要不可欠です。

パウダールームが必要な理由として、来院されるお客様は美意識の高い方が多く、メイクが自由にできない環境だと満足度が下がってしまうからです。

パウダールームがあれば、化粧をして来院して、パウダールームで化粧を落としてから治療や施術を受け、終わったらまたパウダールームで化粧をして帰宅することができます。

いわゆる「売上につながる空間」ではありませんが、お客様の満足度を上げ、継続的に来院してもらうために必要な設備だと言えます。

 

4.プライバシーへの配慮

美容クリニックの内装で注意すべきポイントとして、プライバシーへの配慮が挙げられます。美容クリニックでは、他のお客様とあまり接触したくないと考えている方が多いです。

プライバシーへの配慮が不十分なクリニックだと居心地が悪いと感じ、2回目の来院に繋がらない可能性もあるため、内装設計をする上では重要なポイントだと言えます。

具体的な内装設計のポイントとしては、以下が挙げられます。
・待合室はお客様同士の目線が合わないようにする
・処置室や手術室は、個別対応ができるよう複数確保する
・診察室は防音対策をし、プライベートな会話が聞こえないようにする

 

5.分かりやすい表示

美容クリニックは部屋数が多くなりやすいため、何の部屋であるか分かりやすく表示すると良いです。お客様が「どの部屋に入ればいいの?」と、迷うことがないだけでもクリニックの安心感に繋がります。

具体的には、部屋の扉に番号をつける、「〇〇ルーム」と名称を付けるなどの工夫があると分かりやすいです。

 

まとめ

冒頭でもお伝えした通り、美容クリニックはお客様に満足いただくため、内装により一層気を遣う必要があります。

今回ご紹介した内容は一部であり、先生方のコンセプトやクリニックの構造によっても、内装のポイントは異なります。

「内装をどうすれば良いか、いいアイデアが浮かばない」という先生方は、クリニックの施工実績が多い業者に相談するのも一つの手です。

中でもフルサポクリニックはクリニックの施工を数多く手掛けており、診療科目ごとの内装・設計ポイントを理解した上で、先生方が作りたいクリニックのコンセプトを汲み取った施工が可能です。

フルサポクリニックがこれまで手掛けた美容クリニックもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

美容外科の施工事例も掲載!フルサポクリニックの内装・設計の施工実績一覧

 

 

この記事の著者

フルサポクリニック

フルサポクリニック編集部

関西エリアでのクリニック実績多数!
医療、介護施設の設計施工を得意とする「FULLsupport」が運営。
当サイトではクリニックにまつわる設計や内装工事にまつわる記事を随時更新中

関連する記事

カテゴリ

最新記事

バックナンバー

ページの先頭へ戻る