クリニックの開業に必要な費用資金
目次
クリニックの開業に必要なものは「ヒト・モノ・カネ」の三大資源です。
よい人材を集め、開業に必要な物を揃え、それらを準備する資金が必要です。まずは必要な資金を準備するには、どの程度の資金なのか把握することが大切です。
クリニックの開業資金は、設備資金と運転資金に分類することができます。
設備資金
・土地、建物購入、建築費用、内装工事費
・土地建物、テナントなど賃貸するための敷金、保証金
・仲介手数料
・医療機器、備品の購入費用
設備資金は物を用意するために必要な資金で、土地や建物、保証金、敷金など、消耗品ではなく、クリニックのハード面を準備する費用となります。
土地や建物を購入して開業する場合は、多くの資金が必要となります。また医療機器など、手術を行うかどうかなどによって大きく変化します。
運転資金
・医師会入会金
・広告費
以下すべて6ケ月分
・家賃
・人件費
・リース代
・材料費(薬剤など)
・外注費
・水道光熱費
・返済費用
・その他雑費
・普段の生活に必要な費用(生活費)
運転資金は、クリニックを運営していくために必要な資金です。上記のリスト以外にも、開業時にコンサルタントを雇うのであれば費用が必要になります。
開業当初は患者さんも少なく、損益分岐点を上回るには一定の時間がかかります。開業してから運営可能な収入を得るまでの期間までの運転資金を計算し、6ケ月分を目安に用意しておくと安心です。
まとめ
クリニックの開業も事業です。クリニックを開業するには多くの資金を調達する必要があります。
融資の審査を通りためには、収入と支出をキチンと把握して、健全な計画を立てることが第一歩です。
この記事の著者
フルサポクリニック編集部
医療、介護施設の設計施工を得意とする「FULLsupport」が運営。
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